ここでは、一般の方々から送って頂いた博物館の体験談や、資料館の感想を紹介します。
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五料の茶屋本陣     
 群馬県碓氷郡松井田町五料564-1

 

2001411日(水)晴れ

 桜咲く春のぽかぽか陽気の中、一瞬江戸時代にタイムスリップしたかのような空間がそこには広がっていました。昔、東海道と並ぶ街道として栄えた中山道の雰囲気を今に伝える五料の茶屋本陣であります。


 五料の茶屋本陣とは、『江戸時代に参勤交代などで中山道を通行する大名や公家などが休息をした場所です。
 各宿場ごとにある本陣のような宿泊用の施設とは違い、休憩や昼食あるいは他の大通行が関所にかかっている間の時間待ちなどに利用されていたため部屋数が少なくなっているのが特徴です。また茶の間に続く広い座敷は名主役宅として村役所の機能を果たしていまいた。


お西
 茶屋本陣は「お西」と「お東」の2軒があり、両家とも中島姓で代々名主役(二人名主制)を勤めていました。両家の先祖は共に天文年中(1540頃)諏訪但馬守が松井田西城に城を構えたときの家臣中島伊豆直賢と伝えられています。


 現在の建物は両家とも文化3年(1806)の大火で焼失し、同年中に再建されたものです。東西に土蔵を配し鼓山を眺める南面の借景庭園はすばらしく、裏庭の景観も心なごむものがあります。』
(五料の茶屋本陣パンフレットより)

お東



展示資料


  この日は、ちょうど端午の節句前ということで5月人形の企画展が行われていました。かなり年代物の5月人形が部屋いっぱいに並べられていました。

 「お西」と「お東」の建物は、両方とも中に入って見学できました。しかも「お西」の建物の中は資料館になっていて、遺跡の発掘調査で出土した土器や古い書物、貨幣、日用品など貴重な文化的資料が展示されていました。


五月人形

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