愛知県のおもな遺跡の詳細

りがな あさひいせき
遺跡名 朝日遺跡
ふりがな あいちけんにしかすがいぐんきよすちょう はるひちょう なごやしにしく
所在地 愛知県西春日井郡清洲町、春日町、名古屋市西区
発掘期間 昭和47年(1972)以来断続的に現在まで
発掘機関 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、清洲町教育委員会、春日町教育委員会、(財)愛知県埋蔵文化財センター、(財)愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
主な遺構 弥生時代の環濠集落(環濠、逆茂木、乱杭、竪穴住居、井戸、方形周溝墓)弥生時代のヤナ遺構ほか
主な遺物 弥生土器、石器、骨角製品、玉類、銅鐸、木製農具ほか
遺跡概要 弥生時代をつうじて継続した集落跡であり、特に弥生時代中期初頭〜中期後半にかけては、環濠のほか柵列、逆茂木、乱杭など集落を二重、三重に囲む強固な防御施設がみつかっている。
現在の状況 昭和46年、貝殻山貝塚地点を含む約10,000平方メートルが国史跡の指定を受ける。出土遺物は貝殻山貝塚資料館で展示、遺跡の中心部を国道22号線が交差して往時の面影なし。


ふりがな きよすじょうかまちいせき
遺跡名 清洲城下町遺跡
ふりがな あいちけんにしかすがいぐんきよすちょう
所在地 愛知県西春日井郡清洲町ほか
発掘期間 昭和59年(1984)以来断続的に現在まで
発掘機関 清洲町教育委員会、(財)愛知県埋蔵文化財センター、(財)愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
主な遺構 清洲城石垣、堀、武家屋敷跡、町屋跡ほか(溝、建物跡、井戸など)
主な遺物 鎌倉・室町時代、戦国時代陶磁器、瓦、木簡ほか
遺跡概要 清洲城には織田信長をはじめとする有力大名が居城し、その城下町は尾張守護所の移転以来、尾張の中心的な都市として繁栄した。発掘調査では、城下町全体を囲む三重の堀や城郭を飾る金箔瓦などが発見されている。
現在の状況 本丸跡は公園に、本丸東面の石垣は一部が移築・復元された。また、部分的に堀の痕跡が残り、城下町の山王社、御薗神明社など主な寺社の一部が存続する。

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