群馬県のおもな遺跡の詳細

りがな たきざわせっきじだいいせき
遺跡名 滝沢石器時代遺跡
ふりがな
所在地 群馬県勢多郡赤城村滝沢・見立
発掘期間 未発掘
発掘機関 未発掘
主な遺構 おびただしい石からなる配石遺構や円形竪穴住居と推定される。
主な遺物 大量の土器・土器片、打製石斧、磨製石斧、石棒、石剣、石鏃、石錘、石錐、石匙、凹石、石皿、岩版、耳飾り、石槍、敲石、石臼、砥石、飾り玉、土玉、顔料、石材
遺跡概要 指定日:昭和2年4月8日
指定理由:縄文時代後期以降の遺物を特に多量に出土した重要な遺跡
面 積:約31,534u

現在の状況 未整備 赤城村歴史資料館に出土遺物などを収蔵・展示


りがな みなかみせっきじだいじゅうきょあと
遺跡名 水上石器時代住居跡
ふりがな
所在地 群馬県利根郡水上町大穴
発掘期間 未発掘
発掘機関 未発掘
主な遺構 敷石遺構
主な遺物 石器
遺跡概要 指定日:昭和19年11月13日
指定理由:山地にある石器時代住居跡として顕著なもの
面 積:152.1u
現在の状況 二地点ともに遺構を覆屋で囲み、窓越しに観察できる


りがな ゆずりはらせつきじだいじゅうきょあと
遺跡名 譲原石器時代住居跡
ふりがな
所在地 群馬県多野郡鬼石町譲原
発掘期間 昭和21〜24年
発掘機関 山崎義男、酒詰仲男
主な遺構 敷石遺構
主な遺物 土器、石錘、打製石斧、土偶、装身具、石器、石棒、石剣
遺跡概要 指定日:昭和23年12月18日
指定理由:奥深い山地にある敷石住居跡としてまれなもの
面 積:18.18u


現在の状況 石囲い炉を中心とする敷石遺構に覆屋を設置


りがな いわじゅくいせき
遺跡名 岩宿遺跡
ふりがな
所在地 群馬県新田郡笠懸町阿左美
発掘期間 昭和24・25・45・46年
発掘機関 相沢忠洋、明治大学考古学研究室
主な遺構
主な遺物 石器
遺跡概要 指定日:昭和五四年八月一七日
指定理由:日本の旧石器文化の存在をはじめて証明した遺跡として重要
面 積:186,789.26u
現在の状況 平成元年に遺構保護観察施設を開設


りがな ひだかいせき
遺跡名 日高遺跡
ふりがな
所在地 群馬県高崎市日高町
発掘期間 昭和51〜55年
発掘機関 群馬県教育委員会
主な遺構 弥生時代の水田、水路、方形周溝墓、竪穴住居
主な遺物 弥生土器、古式土師器、木製遺物、植物遺体、動物遺体など
遺跡概要 指定日:平成元年11月9日
指定理由:水田、集落、墓地が一体となった集落の遺跡で、弥生時代後期の農村構造を復元するうえで貴重
面 積:46,721.43u
現在の状況


りがな ほんごうはにわかまあと
遺跡名 本郷埴輪窯跡
ふりがな
所在地 群馬県藤岡市本郷字塚原
発掘期間 昭和18・19年
発掘機関 尾崎喜左雄(群馬師範学校)
主な遺構 窯跡二十数基
主な遺物 埴輪(垂髪の男子像、面繁を着けた馬の頭部、馬の飾り鈴、太刀など)
遺跡概要 指定日:昭和19年11月13日
指定理由:わが国上代埴輪窯の構造を示すものとして価値が高い
面 積:1,842.16u

現在の状況 昭和21年に覆屋を設置


りがな やまのうえひおよびこふん
遺跡名 山上碑および古墳
ふりがな
所在地 群馬県高崎市山名町字山神谷
発掘期間 昭和47年(古墳についてのみ)
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 別 称:山ノ上碑、山名村碑
指定日:大正10年3月3日、(特別史跡指定)昭和29年3月20日
指定理由:紀年銘の明確な石碑と対になった古墳として貴重
面 積:845u

現在の状況 覆屋あり。古墳は石室と墳丘を修理


りがな せんげんやまこふん
遺跡名 浅間山古墳
ふりがな
所在地 群馬県高崎市倉賀野町字上正六
発掘期間 未発掘
発掘機関 未発掘
主な遺構 前方後円墳
主な遺物 埴輪類
遺跡概要 指定日:昭和2年4月8日
指定理由:群馬県地方における五世紀前半代の代表的古墳。この時期の東国最大の前方後円墳で、保存もよく、形状をよく残している
面 積:32,027.2u

現在の状況 未整備


りがな おおつるまきこふん
遺跡名 大鶴巻古墳
ふりがな
所在地 群馬県高崎市倉賀野町字下正六
発掘期間 未発掘
発掘機関 未発掘
主な遺構 前方後円墳
主な遺物 埴輪類
遺跡概要 指定日:昭和2年4月8日
指定理由:群馬県地方における五世紀前半代の代表的前方後円墳で、保存もよく、原形を残している
面 積:14,995.2u

現在の状況 堀の一部を公有地化


りがな にょたいざんこふん
遺跡名 女体山古墳
ふりがな
所在地 群馬県太田市内ヶ島女躰
発掘期間 未発掘
発掘機関 未発掘
主な遺構 帆立貝型古墳
主な遺物 未発掘
遺跡概要 指定日:昭和二年四月八日
指定理由:帆立貝形古墳としての典型的な形状を示し、その規模も全国有数である。また、隣接する東国最大の前方後円墳太田天神山古墳と同時企画された古墳と考えられる。墳丘の保存もよく、当時の形状をよく伝えている
面積:12,259.5u

現在の状況 未整備


ふりがな まえふたごこふん
遺跡名 前二子古墳
ふりがな
所在地 前橋市西大室町二児山
発掘期間 明治11年(村民により開口)、平成4年5月25日〜平成4年12月24日
発掘機関 前橋市教育委員会
主な遺構 前方後円墳
主な遺物 明治11年当時の書上簿より鏡、鉾、鉄鏃、鉄地金銅張f字形鏡板轡、鉄製輪鐙、鉄製ホ具、留金具、鎖、鉄地金銅張剣菱杏葉、ガラス小玉、金冠、須恵器(四神飾付器台、器台、提瓶、長頚壺、高杯、はそう)、土師器(台付長頚壺、高杯、杯または椀)
平成4年度調査より円筒埴輪、形象埴輪、石室出土の土器・装身具・馬具・武器・農工具など
遺跡概要 別 称:中二子・後二子古墳と合せて大室三古墳という
指定日:昭和2年4月8日
指定理由:東国における古墳時代後期前方後円墳の中では初現期の横穴式石室を伴い、副葬品も内容が豊富である。隣接して分布する中二子古墳、後二子古墳とともに保存の状況がよく、当時の形状をよく伝えている
面積:10,371.9u

現在の状況 資料館を含めて大室史跡公園を前橋市で策定、事業に着手している


ふりがな なかふたごこふん
遺跡名 中二子古墳
ふりがな
所在地 前橋市西大室町五料
発掘期間 平成5年8月17日〜平成5年10月30日
発掘機関 前橋市教育委員会
主な遺構 前方後円墳
主な遺物 円筒埴輪、形象埴輪、人面付円筒埴輪、土師器、須恵器など
遺跡概要 別称:前二子・後二子古墳と合せて大室三古墳という
指定日:昭和2年4月8日
指定理由:古墳時代後期の前方後円墳で、その規模は東国における代表的古墳に数えられる
面 積:13,592.4u

現在の状況 資料館を含めて大室史跡公園を前橋市で策定、事業に着手している


ふりがな うしろふたごこふんおよびしょうこふん
遺跡名 後二子古墳および小古墳
ふりがな
所在地 前橋市西大室町下諏訪・堀内
発掘期間 明治11年3月(村民により開口)、平成3年7月22日〜平成3年11月30日
発掘機関 前橋市教育委員会
主な遺構 前方後円墳
主な遺物 明治11年当時の室内出品書上簿より大刀、耳環、須恵器高杯、須恵器提瓶、轡
平成3年度調査より円筒埴輪、朝顔形円筒埴輪、形象埴輪、須恵器、土師器など
遺跡概要 別 称:前二子・中二子古墳と合せて大室三古墳という
指定日:昭和2年4月8日
指定理由:後二子古墳は古墳時代後期の前方後円墳で、東国古墳文化を知るうえで貴重
面 積:12,955.8u
現在の状況 前二子・中二子古墳とあわせ、資料館を含めて大室史跡公園を前橋市で策定、事業に着手


ふりが ふたごやまこふん
遺跡名 二子山古墳
ふりがな
所在地 前橋市総社町植野字二子山368
発掘期間 文政二年(1819)に前方部石室
発掘機関
主な遺構 前方後円墳
主な遺物 銅製六鈴鏡、銅環、勾玉、鉄鏃、石鏃、脚付き長頚壺など
遺跡概要 別称:総社二子
指定日:昭和2年4月8日
指定理由:古墳時代後期から終末期にかけて上毛野国の中枢に位置した総社古墳群中の前方後円墳であり、東国古墳文化を知るうえで貴重
面積:5,166.59u

現在の状況 未整備


ふりがな ふたごやまこふん
遺跡名 二子山古墳
ふりがな
所在地 前橋市文京町三丁目26
発掘期間 未発掘
発掘機関 未発掘
主な遺構 前方後円墳
主な遺物
遺跡概要 別称:天川二子
指定日:昭和2年6月14日
指定理由:前橋市南部に分布する古墳時代後期の前方後円墳。形状、規模が雄大、保存もよく、上毛野地域の古墳の特徴をよく伝えている
面積:7,315.7u
現在の状況 園路を整備


りがな ななこしやまこふん
遺跡名 七輿山古墳
ふりがな
所在地 群馬県藤岡市上落合
発掘期間 未発掘
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 別称:双児山、七輿二子
指定日:昭和2年6月14日
指定理由:墳丘の形状をよく残し、群馬県地方では最大の古墳時代後期前方後円墳であり、上毛野地域の古墳の特徴をよく伝えている
面 積:29,581.2u


現在の状況 はにわ公園(仮称)として整備を計画中


りがな てんじんやまこふん
遺跡名 天神山古墳
ふりがな
所在地 群馬県太田市内ヶ島
発掘期間 昭和45年に周濠部範囲確認調査
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 別称:男体山古墳
指定日:昭和16年1月27日
指定理由:東日本最大の前方後円墳。五世紀代、大和政権の影響を受けて東国最大の地域政権を形成した「毛野」の古墳文化を代表する古墳
面 積:44,081.4u

現在の状況 はにわ公園(仮称)として整備を計画し、土地の公有化を進めている。資料館をはにわ公園(仮称)内に設置を計画中


ふりがな ほうとうざんこふん
遺跡名 宝塔山古墳
ふりがな
所在地 前橋市総杜町総社1606
発掘期間 未発掘
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 別 称:なし
指定日:昭和19年11月13日
指定理由:古墳時代終末期の大型方墳、載石積み、壁面漆喰塗横穴式石室は、その構築技術のうえで優れており、内蔵する家形石棺の格狭間仕様などに仏教文化の影響が見られるなど、東日本はもちろん、全国的にも古墳時代終末期を代表する古墳
面積:1,953.72u

現在の状況 石室入り口を整備


りがな かんのんづかこふん
遺跡名 観音塚古墳
ふりがな
所在地 群馬県高崎市八幡町観音1087
発掘期間 昭和20年3月に主体部開掘
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 指定日:昭和23年1月14日
指定理由:東国における古墳時代後期を代表する前方後円墳。特に主体部横穴式石室の特徴は畿内地方の代表古墳に匹敵する内容を示し、副葬品も六世紀代の大陸文化の受容のようすを示す優品が多い
面 積:6,167.3u
現在の状況 未整備 隣接する高崎市観音塚古墳資料館に出土遺物を保管・展示


ふりがな はちまんやまこふん
遺跡名 八幡山古墳
ふりがな
所在地 前橋市朝倉町
発掘期間 未発掘
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 指定日:昭和24年7月13日
指定理由:前方後方墳としては東国最大規模の古墳のひとつで、全国的にみても有数の規模を誇る。前橋南部の平野地域に発達した古墳の中では、その初現的性格を有し、東国における古墳文化の形成、発展を知るうえで貴重
面 積:11,563.3u
現在の状況 未整備


ふりが かんのんやまこふん
遺跡名 観音山古墳
ふりがな
所在地 群馬県高崎市綿貫町
発掘期間 昭和43年3〜12月に三次にわたり実施
発掘機関 群馬県教育委員会
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 指定日:昭和48年4月14日
指定理由:古墳時代後期の上毛野地域の代表的な後期前方後円墳。周濠部を含め、墳丘、主体部とも当時の状況をよく残している。金工芸技術に優れた多量の副葬品は、東国でも抜きん出た後期古墳文化の内容をよく示しており、貴重
面 積:1,890.92u
現在の状況 墳丘と横穴式石室は昭和五六年度に復元・修理され、史跡公園として公開されている


ふりがな じゃけつざんこふん
遺跡名 蛇穴山古墳
ふりがな
所在地 前橋市総社町1587
発掘期間 昭和50年8月(主体部石室の開口年時は不明)
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 指定日:昭和49年12月23日
指定理由:東日本の古墳時代最終末期を代表する古墳。精巧な截石積みの横穴式石室を有した方墳で、その形状をよく残している。東国地域にあって、独自な古墳文化の展開を見た上毛野国地域の中枢を占めた総社古墳群の、最末期の古墳として古墳編年の標式的な性格を示し貴重
面 積:1,793u
現在の状況 未整備


りがな ほとだこふんぐん
遺跡名 保渡田古墳群
ふりがな
所在地 群馬県群馬郡群馬町保渡田・井出
発掘期間 昭和3・46・59年に二子山古墳。昭和4・45・55・56年に八幡塚古墳。昭和3年・63年に薬師塚古墳
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 別 称:なし
指定日:昭和60年9月3日
指定理由:上毛野国成立期の中枢古墳で、五世紀末から六世紀前半に営まれ、東国の古墳文化の進展を知るうえで貴重
面積:62,629.92u
現在の状況 平成2年度に二子山、八幡塚古墳の公有化が完了


ふりがな じゅうさんぼうづかいせき
遺跡名 十三宝塚遺跡
ふりがな
所在地 群馬県佐波郡境町大字伊与久
発掘期間 昭和48年6月〜60年9月
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 指定日:昭和63年1月1日
指定理由:郡庁跡の可能性をもつ8世紀中ごろ〜10世紀中ごろの遺跡
面 積:28,836.78u
現在の状況 未整備 出土資料は群馬県立歴史博物館で展示


ふりがな おんなぼり
遺跡名 女堀
ふりがな
所在地 前橋市飯土井町ほか
発掘期間 昭和54〜56年
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 指定日:昭和58年10月27日
指定理由:平安時代末期から南北朝時代にかけて開削されたきわめて大規模な農業用水路で、当時の人々が大量の労働力を投入して水田開発を推進しようとしたことを物語る巨大な記念物
面積:地番指定がほとんどで、女堀全体としての指定範囲の面積は明示されていない
現在の状況 未整備(現状で保存)


ふりがな たごひ
遺跡名 多胡碑
ふりがな
所在地 群馬県多野郡吉井町大字池
発掘期間 なし
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 別 称:多胡建郡碑、建多胡郡弁官符碑
指定日:大正10年3月3日、(特別史跡指定)昭和29年3月20日
指定理由:政治・軍事に関係深い史跡。八世紀初頭の政治関係の史跡としてきわめてまれなもの
面積:2,674u
現在の状況 覆屋と管理棟を設置


ふりがな かないざわひ
遺跡名 金井沢碑
ふりがな
所在地 群馬県高崎市山名町字金沢
発掘期間 なし
発掘機関
主な遺構
主な遺物
遺跡概要 別 称:山名村碑、高田里結知識碑
指定日:大正10年3月3日、(特別史跡指定)昭和29年3月20日
指定理由:社寺の跡および祭祀信仰に関する史跡で重要
面積:165u
現在の状況 整備:覆屋を設置

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